「秋茄子は嫁に食わすな」
「柿が赤くなると医者が青くなる」
など日本には農作物のことわざが沢山あります。
同じように、世界にも色々と面白い農作物のことわざがあります。
気分転換が必要
「キャベツとキャベツの間にレタス」
スペインのことわざ。いつも同じものではなく、時には気分転換が必要という意味。
「仕事ばかりしていないで、キャベツとキャベツの間にレタスをはさめよ!」とでも言うのでしょうか?
キャベツの間にレタス…気分転換にならない気もしますが。
「ある日は蜂蜜、ある日はタマネギ」
アラブのことわざ。蜂蜜のような甘い日もあれば、タマネギのような辛くてつらい日もあるという意味。
蜂蜜の日…良い事がありそうです。
でもタマネギも良く炒めると甘ーくなりますよね。そんな意味もあったりして。
もうだめだ…
「ニンジンは煮えた」
フランスのことわざ。ニンジンが煮えて、もうどうしようもない状況。「万事休す」という意味。
「ラディッシュを下から見る」
ドイツのことわざ。すでに死んで埋められているという意味。
共にもう終わりという意味です。
根菜類には終わりというイメージがあるのでしょうか?
決める人、決められない人…
「きのこと名乗ったからにはカゴに入れ」
ロシアのことわざ。一度決めた事は最後までやり遂げる覚悟が必要だという意味。
「キノコです!かごへ入ります!」想像すると面白いです。キノコのコマーシャルになりそうですね。
「じゃがいもの中へじゃがいもの外へ」
ドイツのことわざ。その時その時で言う事が違って、あてにならない意味。
ジャガイモ畑に入れと命令されたかと思いきや、ジャガイモがダメになるので外へ出ろと命令されたり…という背景のようです。
さすがジャガイモの国の表現ですね。
ちなみにドイツでは、フライドポテトにはマヨネーズをつけるそうです。関係ないか。
まだまだ、野菜に関することわざは沢山あります。
それぞれの国によって、野菜の持つ意味、扱い方、表現方法が違うので面白いですね。
また、紹介したいと思います。
つねご
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