夏野菜は一般的に、カロチン、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含む野菜が多いので、疲労回復に効果があると言われています。
シンプルにトースターで焼いただけでも楽しめる野菜が沢山あるので、気軽に色々な夏野菜を食べたいですね。
オクラ
粘りのある野菜ですが、これは食物繊維でコレステロールを減らす効果があると言われています。他の栄養素としてはビタミンA、B1、B2、ミネラル、カルシウム、カリウムなどが含まれているため、夏バテ防止や便秘・下痢にきく整腸効果があります。
トウモロコシ
体のエネルギーとなる炭水化物を中心に、ビタミンB1、B2、E、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウムやマグネシウムなどのミネラルをバランスよく含んでいます。
トマト
緑黄色野菜のトマトにはビタミンA、C、E、リコピン、カリウム、食物繊維、鉄分、カルシウムが多く含まれています。
またアルコールの分解を促す効果があるので、お酒を飲むときに食べると二日酔いを防ぐ効果があると言われています。
効果を知るだけでも、元気が出てきそうです。
その他、夏野菜の代表と言えば、キュウリ、ナス、ズッキーニ、カボチャなどがあります。
難しい事を考えなくても、夏は夏野菜を沢山食べる…という事を意識していれば良いと思います。
白ワインと夏野菜の相性は?
白ワインにはクエン酸、アミノ酸、リンゴ酸などの有機酸を多く含んでいます。
この有機酸は殺菌効果があるので下痢や食中毒予防に効果があります。
また有機酸には、カルシウムの吸収を促したり、血行や代謝を促したり、疲労回復にも効果があります。
よって、夏野菜と一緒に白ワインを飲むと
「栄養素の吸収が良く、疲労回復に効果がある。」
という事になります。
白ワインは何を選んだら良いか?
あまり栄養素の事ばかり説明すると、また疲れてしまうので、
実際に美味しく楽しむためには、どのワインを選んだらよいでしょうか?
夏野菜にも色々あるので、1本に絞る事は難しいのですが、フレッシュな香りとクセの無い味のボルドーブランが1本あれば、色々楽しめます。
バリューボルドー2014にも選出され、サンテミリオンの第一特別級Bのシャトー・ラ・ガフリエールが手掛ける白ワインです。
粘土質の土壌のサンテミリオンのミネラル感が豊富な白ワインは、
フレッシュでビタミン豊富な夏野菜との相性は最高です。
特にボルドーブランではなくても、ソーヴィニヨンブランのブドウを選べば、
夏野菜のおいしさを楽しめます。
今回は、個人的にオクラ(油を塗ってトースターで焼いただけ)を美味しく食べるためにソービニヨンブランを選びましたが、
焼きトウモロコシには赤ワインのカベルネソーヴィニヨン、
トマトには辛口ロゼワインを選ぶのも良いですよね!
梅雨が明けるとますます暑くなります。
夏野菜とワインで暑い夏を美味しく乗り切りたいですね!
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つねご
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