2019年は、7月の日照不足、8月の猛暑、9月の台風…。
野菜(だけではありませんが)にとっては厳しい年でした。
この秋の野菜の価格が気になる所です。
そこで農林水産省が発表した、令和元年10月の14品目の野菜の生育状況及び価格見通しの聞き取り結果をまとめてみました。
詳しくはこちらで確認してください。
野菜の生育状況及び価格見通し(令和元年10月)について(PDF : 70KB)
根菜類
ダイコン
北海道及び青森県において、生育が平年並み。
後続産地の千葉県において、台風第15号の強風による被害が発生したが、
播き直しを行い、出荷開始に間に合うことが見込まれるため、
10月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
ニンジン
北海道において、生育が平年並みであるため、10月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
葉茎菜類
ハクサイ
長野県及び後続の産地である茨城県において、生育が平年並みであるため、
10月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
キャベツ
出荷終盤となる群馬県において、生育期間を通じて天候が良好に推移したことから、生育が良好。
後続の産地である千葉県及び茨城県において、生育が平年並み。
10月前半の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込みであるが、
10月後半は、出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。
ホウレンソウ
群馬県及び栃木県において、生育が平年並みであり、
茨城県において、一部産地では台風第15号の強風により被害が発生したものの、
大幅な出荷数量の減少は見込まれないため、10月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
レタス
主産地において、生育が平年並みであるため、10月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
果菜類
キュウリ・ナス・ピーマン
主産地において、生育が平年並みであるため、10月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
トマト
北海道及び東北産地において、生育が平年並みであるものの、
千葉県及び茨城県の一部産地において、夏の高温による生育低下に加えて、
台風第15号によるハウス損壊等の被害もあり、小幅な出荷数量の減少が見込まれ
るため、10月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
10月下旬には、後続の産地である熊本県及び愛知県において、出荷数量が増加してくる見込みであり、
10月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。
土物類
ジャガイモ・サトイモ・タマネギ
主産地において、生育が平年並みであるため、10月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
注:「平年並み」とは、平年との比率が80%以上、120%未満であることを示している。
農林水産省「野菜の生育状況及び価格見通し(令和元年10月)について」より抜粋
まとめ
千葉、茨城が産地の野菜は台風の影響が出ているようです。
とは言え、各品目10月後半には平年並みの価格で推移するようです。
その中でもトマトとキャベツは10月前半が安い傾向みたいなので、
今のうちに沢山食べておきましょうか…
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つねご
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