ロゼワインを選ばない
「ワインは赤と白どちらが好き?」とよく聞かれます。
もともとワインを選ぶ上で「ロゼワイン」の選択肢がないのが現状…
ううう…もったいない…
ロゼワインの選択肢があるだけで、楽しみ方の幅はかなり広がります!
ロゼワインって何?
では、そもそもロゼワインとは何なのでしょうか?
・赤ワインのように作るマセレーション法
赤ワインを作るように、黒ブドウの皮と種も一緒に発酵させて作る製法です。
ロゼワインの場合は、色が染みだして濃い色になる前に皮と種を取り除くので、
綺麗なピンク色になります。
・白ワインのように作る直接圧搾法
皮や種を先に取り除き、果汁だけを発酵させる白ワインの作り方を、
白ブドウではなく、黒ブドウで作るとロゼワインになります。
・混ぜて発酵させる混醸法
発酵前の白ブドウ果汁と黒ブドウ果汁を混ぜて醸造して作られます。
人気上昇中のロゼワインとその魅力
近年、世界各国でロゼブームがジワジワと押し寄せています。
現にフランスでは、数年前からロゼワインの消費量が白ワインの消費を上回ったように、ロゼの消費は増えてきています。
以前は、ロゼワインは赤ワインを作るうえでの副産物として生まれていた事が多いので、品質にもばらつきがありました。
「美味しくない」「酸っぱい」「甘い」「中途半端」などのイメージが多いのも当然かもしれません。
しかし近年、美味しいロゼを作ることに力を入れる蔵元(もちろん昔からロゼワインに力を入れている蔵元もあります。)も多くなり、
ロゼワインのレベルも上がっています。
ようするに市場に「美味しいロゼワインが増えてきた」という事になります。
白ワインの爽やかさと赤ワインのコクを、
1本のワインで楽しめてしまうので、こんな便利なワインはあません。
ロゼワインなら合わせられる料理も幅広いのも魅力的です。
例えば、ゴボウのサラダ
湯がいた千切りのゴボウと人参を、マヨネーズと擦りゴマで和えたサラダは、ロゼが一番。
「まさかゴボウのサラダが、ワインのおつまみになるなんて!」
これもロゼワインだから成せる技なのです。
ロゼと料理の合わせ方
ロゼに限らず、ワインは料理の色彩に合わせると良いと言われています。
なので、赤でも白でもない料理はロゼ!と考えれば、
ロゼワインと合う料理は沢山あります。
中華料理はロゼワインと相性が良いです。
特に野菜を多く使った炒め物は、ロゼワインが一番です。
フレッシュなトマトを使った料理は、赤ワインだとワインが買ってしまうので、
ここでもよく冷やしたロゼワインの出番です。
ニンジンを使った和え物もやはりロゼワイン。
ロゼの幅広さを感じずにいられません。
その他、フルーツやチーズなどには甘口のロゼを合わせたりしても良いですね。
ロゼワインと言っても色々とあるので、選ぶのが難しい所があります。
「甘口」か「辛口」かを選ぶだけでなく、
フレッシュな料理には酸味が強めで軽やかなタイプ、
コクのある料理には酸味が弱めでボリュームのあるタイプを選ぶとようですね。
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つねご
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