青臭いトマトは夏の思い出
冷やしトマト…いやぁ夏ですね。
よく冷やしたトマトを塩だけで頂く…最高です。
個人的な意見ですが、最近甘いトマトが多すぎて、すこし青臭いトマトが減ってきているような気がします。
もちろん甘いトマトも大好きですが、少しすっぱくて青臭いトマト味は子供の頃の夏を思い出します。
シンプルに食べる冷やしトマトも良いのですが、すこし食べ応えのある冷やしトマトでワインを楽しんでみてはどうでしょう。
生野菜だけだとワインと合わせにくいのですが、ツナ缶やサラダチキンを加えると、ワインと合わせやすくなります。
ツナ・ピクルスの冷やしトマト
一目でわかる4行レシピ
【材料・2人前】
・トマト大:1個(5~8mm輪切り)
・ツナ缶:1個
・ピクルス:1本(約30g:みじん切り)
・マヨネーズ:大さじ2
・マスタード:大さじ1
・塩コショウ
【作り方】
①ツナ缶、ピクルス、マヨネーズ、マスタードを混ぜ合わせる
②①の味を確認して塩コショウで調整する
③スライスしたトマトを皿に並べて、②をのせる
④好みでバジルなどのハーブをのせて出来上がり
【ポイント】
・②の塩コショウは少し濃いめの方が、トマトとよく絡みます。
・ハーブ、粉チーズなど好みで色々入れてください
ワインは地中海のロゼで!
煮込んだり、焼いたり火を通したトマトは赤ワインが良く合いますが、生のトマトは白ワインかロゼワインが良さそうです。
特に冷やしトマトは冷たい料理なので、冷やして美味しいロゼワインが欲しくなります。
ロゼにも色々あり、主にフルーティーなタイプ、酸味の強いサッパリしたタイプ、酸味が少なくコクのある(ロゼワインなりに)タイプに分かれます。
今回の料理は、酸味の強いタイプでも良いのですが、ツナとの相性を考えるとコクのあるタイプがベストです。
地中海沿岸で作られるロゼワインは、温暖気候で育てられた酸味の少ないブドウで作られる事が多いので、
今回はリゾート気分でプロヴァンスのロゼにしてみては?
15世紀創立で、18世紀まではフランスの王室御用達だったという歴史もあるワイナリ―です。
地中海らしく酸味が抑えめで軽やかに飲めるワインなので、フレッシュなトマトとツナとの相性が抜群です。
もう一つプロヴァンスのロゼのおすすめです。
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットのお気に入りワインで、その後2人がオーナになったワイナリーです。
こちらは冷涼な地区のワインなので、プロヴァンスのロゼとしては酸味が強いのですが、その分複雑で華やかな香りと丸みのある味わいを楽しめます。
ワインスペクター誌が「世界一のロゼ」と認めた事のあるロゼワイン…すこし贅沢な気分にさせてくれます。
ロゼワインを飲もう!
フランスでは数年前からロゼワインの消費量は、白ワインより多くなっています。
日本でも徐々に消費が増えていますが、まだまだワインを選ぶ上での選択肢にロゼが入っていないのが現状です。
様々な場面、料理、季節でも合わせられるロゼワイン。
ロゼワインはワイン初心者向けと思っていたら大間違い!
むしろスマートにロゼを選べるよう方が素敵な大人と言えるのかもしれません。
つねご
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