良い野菜と悪い野菜の見分け方

スーパーに行くとたくさんの野菜が並んでいて、どれを買っていいか悩むところです。できるだけ鮮度のよい野菜を選びたいところですよね。ここでは、良い野菜と悪い野菜の見分け方を解説します。

良い野菜と悪い野菜の見分け方

・旬の野菜を買う

季節ごとにスーパーには「旬の野菜」が並びますが、まずはその「旬」の野菜が狙い目です。その時期に「旬」の野菜は収穫量が多いことから比較的安くなるケースが多く、経済的にもやさしいです。また、その作物の生育が最も良い時期に収穫されることから、味もよく栄養も豊富です。旬野菜にはその季節に合った作用があることもポイントです。夏野菜であるきゅうりには身体を冷やして体温を下げる効果がありますし、大根やにんじんなどの冬野菜には逆に身体を温める効果があるとされています。

近年ではハウス栽培などが普及し、どんな野菜でも1年中手に入りやすくなっていますが、やはり旬のものの方が栄養素も高く美味しいと評価されています。

・葉物野菜の選び方

ほうれんそうやねぎ、小松菜や春菊、ちんげんさいなどは、色が濃くて鮮やかなものを選びます。しっかりと葉が張っていることも重要です。キャベツや白菜系の葉物野菜は、手にとってずっしりと重いもの、葉が固くまいているものを選びましょう。切り口の変色や乾燥に注意しましょう。

・実を食べる野菜の選び方

実を食べる野菜とは、トマトやナス、ピーマンなど「成っている実を食べる」野菜です。かぼちゃやさやいんげんなども該当します。良い野菜を見分けるポイントは色と重さです。手にとってずっしりとして、色が鮮やかなものを選びましょう。オクラの場合は黒ずんでおらず、うぶ毛がしっかりとあるかなどが見分けるポイントになります。

・根菜の選び方

大根・にんじん・ごぼうなど、いわゆる根菜は色が鮮やかでつやがあり、重みがあるものを選びます。傷や亀裂がないか、注意して選びましょう。ごぼうはなるべく泥付きのものを選ぶとよいでしょう。しわしわになっていたり、ひげ根が多い、太さが一定でなかったりするものは要注意です。

・カット野菜・パック野菜に注意

最近はコンビニやスーパーなどで、カットした野菜をパックして販売しているものがよく見られるようになりました。カット野菜は調理の時短に便利でニーズが増えていることは間違いありませんが、野菜選びの観点から見た場合注意が必要です。カットしてから時間が経ってしまい、そのせいで野菜に含まれる酵素などの栄養素が失われているとも指摘されています。栄養面を考慮するなら、なるべくカット野菜は使わないほうが良いかもしれません。

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