私達、日本人の食事には欠かせない存在の海苔。
おにぎり、すし、そば…一日に何かしらで海苔を食べています。
でも、海苔の凄さをあまり意識する事は少ないのでは?
あまりにも自然に食べているので、海苔の有難さを感じた事がありません。
でも、海苔ってすごいのです!!
海苔の由来と歴史
「ノリ」の由来は「ヌルヌルする」の意味の「ヌラ」がなまった物と言われており、
江戸時代に「海苔」と漢字が当てられました。
海苔の歴史は非常に古く、西暦701年の大宝律令(日本で最初の法律書)に、
朝廷へ納める29種類の海産物の一つに入っていました。
それよりも前から食べれれていたと考えられています。
当時は、上流階級や貴族だけが食べられる高級品でした。
江戸時代になると養殖が始まり、現在と同じ板海苔「浅草海苔」が作られ、
庶民の味になりました。
海苔の凄さ!
海苔には、ビタミンA、C、B1、 B2、鉄分、食物繊維、葉酸、カルシウムが多く含まれており、
1日に2枚の海苔を食べる事によって、毎日の必要な栄養素が摂取できると言われています。
疲労回復、貧血予防、そして美肌作り…野菜不足の現代人にはありがたい食べ物です。
また、海苔にはタンパク質とタウリンも多く含まれているので、
お酒のつまみとして食べると、肝臓の働きを良くすると言われています。
こんなにすごい海苔。
私達は、もっと海苔を意識して食べなければならないのかもしれません…。
ワインに海苔は合うの?
海苔は色々な料理に使われているので、基本的にはその料理にワインを合わせるのがベストです。
しかし、海苔の天ぷらなど、海苔の味が中心の料理については、海苔に合ったワインを探す必要があります。
まぁ、わざわざ海苔の料理をワインで楽しむ必要もありませんが…
海苔や貝類などに多く感じる「ヨード臭」という香りがあります。
いわるゆ「磯の香り」です。
日本人には「良い香り」と感じるこの香り、
実はヨーロッパなどでは、ワインに合わせる香りとして考えられていません。
しかし、フランス・ロワールのミュスカデや、ブルゴーニュのシャブリなど、
石灰質の土壌で作られたブドウから出来た白ワインには「ヨード臭」があり、
海苔との相性が良いとされています。
試してみる価値はありますよ。
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つねご
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