ワインについて少し勉強すると自分が「ワイン通」になった気がします。
ワインは飲んで美味しいだけではなく(ワインだけではありませんが)、
その歴史、文化などの背景も非常に魅力的なので「ワイン通」に憧れるものです。
ただ「ワイン通」が嫌われているのも事実。
自分ではわかっていなくても、実は周りから嫌がられている事が多いようです。
嫌われる「ワイン通」の特徴を5つ挙げてみました。
①うんちくをひけらかす
嫌われる「ワイン通」のほとんどがこれ。
ワインの知識は、ワインを美味しく楽しく飲むためにある物です。
ちょっとした会話のスパイスとしてワインのうんちくは良いのですが、
どうしても語り過ぎてしまいがちです。
求められない限り、うんちくは必要最小限で…。
「ワイン通」の豊富な知識でワインを表現する必要もありません。
「アタックが○○で、フィニッシュが✖✖で・・・」なんて言っても、
周りの人はちっとも楽しくありません。
また、コメントを人に求めても嫌がられます。
「このワインをどう表現する?」と言われたら、
「あなたとの永遠の別れ」と言ってあげましょう。
②自分のワイン自慢
過去に自分が飲んだ高級ワインや、自分が所有しているレアなワインなど、
自慢したくなる気持ちはわかります。
相手は「すごーい」と言うかもしれませんが、全然すごいと思っていませんよ。
また、自慢するつもりが無くても、そう聞こえる事が多いので気をつけて。
③「グルグル」&「クチュクチュ」
ワインをテイスティングをするとき、ワインに空気を触れさせて香りを際立たせるために、
グラスを「グルグル」回したり、口の中でワインを「クチュクチュ」します。
そのしぐさを、これ見よがしに食事の席でやってしまうのは嫌われます。
第一マナー違反です。
「あっ、ごめん。ついいつもの癖でやっちゃうんだよなー」
という確信犯は手に負えませんが…。
④「初心者は…」
ワインに詳しくない人を「初心者」呼ばわりする態度、これも嫌われます。
ベテランも初心者も、ワインを楽しむ意味では関係ありません。
「初心者にはわからないと思うけど…」なんて言う人とは一緒に飲みたくないですよね。
⑤「べき論」が多い
赤ワインは常温で飲まなければならない。
ワイン通はボージョレーヌーボーは飲まない。
ワイン通は甘いワインは飲まない…(全部違います)
「こうあるべき」「そうするべき」が多いと、これもまた嫌われます。
ワインの世界では常識と言われている事だとしても、必ずしもそれがすべてではありません。
ワインは自由に楽しむべき…。
私は、ワインに精通している人達の事を「ワイン通」とは言いません。
なぜなら「ワイン通」という言葉自体が「知ったかぶりの人」という意味にも聞こえてくるからです。
ワインが本当に好きな人は、知識があってもそれにとらわれず、
自分のスタイルで自由に楽しんでいる人が多いように感じます。
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つねご
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