「ワインとチョコレート」相性の良い4つの組み合わせ【ワインの豆知識】

 

チョコレートを食べるとき、ワインを飲む事はあまりないかもしれません。
でも、組み合わせによってはとっても美味しく楽しめます。
「それって、高級なチョコレートでしょ?」と思われるかもしれませんが、
チョコレートとワインの組み合わせを工夫すれば、
意外と気軽に楽しめます。

共通点で組み合わせる

チョコレートに限らず、ワインと食べ物を合わせるときに、
似たもの同士をを合わせると良いとされています。
色、香り、味、舌触り、生産国、イメージなど、何かしらの共通点を見つけて、
合わせると美味しく楽しめる可能性が高くなります。
すでにチョコレートとワインには、共にポリフェノールが含まれているという大きな共通点があります。
相性の良い組み合わせである事は間違いありません。

 

4つの組み合わせ

①ビターチョコレート&渋めの赤ワイン
共通点はもちろん、渋み。
ビターなチョコレートにはカカオを強く感じます。
渋めの強い赤ワイン、特にカベルネソーヴィニヨンを使ったワインにも、カカオのニュアンスを強く感じます。
この2つを合わせると、より一層美味しく感じます。

タンニンの強い赤ワインは色々ありますが、
比較的ストレートなタンニンを楽しめるチリワインで少し樽の香りがするタイプがおススメです。

②ナッツ入りチョコレート&樽の効いた白か泡
ナッツが入ったチョコレートは、香ばしさがあります。
香ばしさのあるワインと言えば、樽熟成が効いたシャルドネ、またはスパークリングワインです。
ナッツの香ばしさをより一層強く感じる事が出来ます。
スパイシーな赤ワインでも良いです。

スペインのスパークリングワイン、カヴァのリザーブタイプがおススメです。
爽やかな泡と樽の香りが豊かで、ナッツのチョコレートがより一層美味しく楽しめます。

 

③オレンジピールのチョコレート&爽やかな白・ロゼ
爽やかなオレンジの香りがするチョコレートには、
やはり柑橘系のニュアンスがあるソーヴィニヨンブランや果実味が豊富なロゼワインがよく合います。



ニュージーランドのソーヴィニヨンブランは柑橘系の香りが特に強いので、おススメです。

④ホワイトチョコ&デザートワイン
ホワイトチョコレートは乳脂肪分が多く、甘味が強いのが特徴です。
特徴が似たワインと言えば、アイスワインなどのデザートワインです。
ホワイトチョコのミルキーな甘味を、デザートワインが優しく包んでくれます。
ただ、かなり甘い&甘いのでチョコもワインも少量で十分です。

透明感のある甘味がある、ドイツのアイスワインがおススメです。

 

食べる時のポイント

今回は代表的な組み合わせをまとめました。
これに限らず共通点があるチョコとワインがあれば、試してみて下さい。
基本的には、絶対ダメ!な組み合わせは無いと思います。
最近は様々なチョコレートが販売されているので、
【チョコレート】×【ワイン】の組み合わせは無限大です。

チョコレートを口に入れてすぐに冷たいワインを流し込むと、
チョコレートの脂肪分が冷えて固まっり、なめらかさが失われる可能性があります。
個人的には、チョコレート口の中で溶かして、飲み込む直前くらいにワインを飲むと丁度良く感じます。

ご自分の美味しく食べられるタイミングも探してみたください。

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つねご

・一般社団法人日本ソムリエ協会  ソムリエ ・一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会  ドイツワインケナー ・一般社団法人ホールフード協会 野菜コーディネーター ・調理師 ・実はワインよりも釣りが好き→「まいにちワイン☆ときどき釣り」 https://mainchiwine.hatenadiary.jp/

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