古くから薬効が知られ、1年中食べられる優れもの野菜 キャベツ

キャベツ

キャベツは、その品種の違いによりほぼ1年中市場に出回っているため手に入りやすく、しかも炒めても煮込んでも、生で食べても美味しくいただくことができる優れた野菜です。古くよりその栄養価の高さは注目されていて、古代ギリシャの数学者ピタゴラスは「元気をつけ、気持ちを落ち着かせてくれる」とその薬効に触れ、自身でも栽培をしていたと言われるほどでした。

原産

キャベツはヨーロッパ原産で、古代ギリシャ・ローマ時代から食用とされてきた最古の野菜の一つです。紀元前7~8世紀のギリシャにおいては胃腸の調子を整える栄養野菜としてすでに栽培もされていました。一方で日本では江戸時代にオランダから初めて渡来したキャベツですが、当初は観賞用として用いられてきました。通常私たちが目にするキャベツは、春キャベツと呼ばれる春玉、古くから流通していた冬玉の他にも、紫キャベツや芽キャベツ、葉が肉厚なのに柔らかいグリーンボールなども種類も豊富です。

栄養と食べ方

まず注目したいのが、古くからその薬効を注目されてきた胃腸の調子を整える効果を期待されるビタミンU。これは別名キャベジンと呼ばれ、キャベツの葉から発見された栄養素です。ビタミンUは血圧の調整、胃・十二指腸の潰瘍の予防や治療、胃酸の分泌を抑え、脂肪減少効果も期待されます。他にも骨を丈夫にするビタミンK、風邪の予防や肌荒れの解消、疲労回復などに効果があるビタミンC、など栄養豊富なキャベツは「緑の栄養タンク」「貧乏人の医者」「食べる胃腸薬」などと呼ばれています。ビタミンUは水に溶けやすいため、食べる時には生でそのまま食べるといいでしょう。キャベツのビタミンCは他の野菜と比べて炒めても壊れにくいと言われています。さっと炒めたり、煮込んだり、とその味と栄養を様々な形で楽しむ事ができます。

選び方・保存の仕方

キャベツの売り場には、丸ごとのキャベツ以外にも1/2、1/4にカットされたキャベツも販売されています。キャベツは水分が失われやすいため栄養たっぷりの状態で美味しくいただくには丸ごと1個で販売されているキャベツを購入するのがお勧めです。丸ごとのキャベツを選ぶポイントとしては、外側の葉の鮮やかな緑色やツヤです。あと、芯の部分の切り口がまだ新鮮かどうかもチェックしましょう。また実際に持ってみて、見た目よりもずっしり重いものだと中の葉がしっかりと巻いて詰まっている証拠です。

キャベツはカットするとそこから水分がどんどん失われていきます。従って保存をする際には新聞紙などに包んで常温保存のほか、ラップに包んで野菜室での保存、丸ごと保存の際は芯をくりぬいて、くりぬいた部分に濡れたキッチンペーパーを詰めてビニール袋に入れて野菜室での保存をお勧めします。



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