山で採れるヤマイモに対して、里で採れるからサトイモと呼ばれるとか…
サトイモは意外にカロリーが低いので、カロリーが気になる時は満足感の高い食材です。
ジャガイモ&ワインよりも、サトイモ&ワインの方が罪悪感を感じずに済みそうです。
個人的には、茹でたサトイモを醤油だけでシンプルに食べるのが大好きですが、
今回はマスタード・マヨ・チーズディップで食べてみましょう。(これだけで結構なカロリーになりそうですが…)
一目でわかる4行レシピ(2人前)
【材料】
・サトイモ(小型)約15個
以下ディップの材料
・マヨネーズ:大さじ2
・粒マスタード:大さじ1
・粉チーズ:大さじ1
・黒胡椒
・ドライバジル
【作り方】
①サトイモは良く洗い、鍋で十分浸るくらいの水で茹でる。(中火)
②沸騰したら8~10分、クシがスッと入るくらいまで茹でる
③ザルに上げて、そのまま冷ます
④ディップの材料を混ぜ合わせて、小皿に入れて出来上がり
【ポイント】
・サトイモの土はきれいに落とさないと、土の香りが残ります
・サトイモを茹でる前に、包丁で切り込みを入れると皮が剥きやすいです
ワインは樽の香りがするシャルドネ!
サトイモのモッチリとした食感とマヨネーズ中心のディップには、しっかりとボリューム感のある白ワインが必要になります。
酸味が抑えめで、樽の香りが豊かで、トロピカルフルーツのような果実味があるシャルドネが良いです。
チリ、カリフォルニア、南フランスなど、比較的温暖な地域で作られたシャルドネを選ぶと良いでしょう。
でも今回選んだのは、スペインのシャルドネ!
なぜなら、マヨネーズの発祥の国だからです。
マヨネーズは、18世紀半ばにスペインのメノルカ島が発祥と言われています。
温かい地域のシャルドネは、酸味が少なく果実味が豊富で、アルコール度数も高めなので、濃いめの味付けの料理でも美味しく合わせられます。
また、少し専門的になりますが、今回のワインのように、乳酸発酵をしているワインは、リンゴ酸(冷たくすると美味しい酸)を乳酸(温度が上がると美味しい酸)に変化させているので、少し温度を上げてもおいしく飲めます。
最初は冷やしてまず1杯。
サトイモの皮を剥きながら、ゆっくりと飲んでいるうちに、ワインの温度が上がり、違う美味しさを楽しむ事ができます。
ぜひ、お試しください。
つねご
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