今週の野菜とワインのニュース【11/18~11/24】

 

関税がボジョレーヌーボーに与える影響

2019ボジョレーヌーボーは本日発売されます。彼らはまだお祝いパーティーのワインですが、フランスの輸入品に対する新しいアメリカの関税は、楽しみを弱め、ワイン愛好家が店で見つけそうなボトルの数を減らしました。

世界貿易機関(WTO)の裁定によりその実施が許可された後、米国は10月18日に他の欧州製品の中でもフランス、ドイツ、スペイン、イギリスのワインに25%の関税を課し始めました。
その影響でアメリカでは、ボージョレーヌーボーのキャンセルや、入荷量を縮小させたとの事です。

ムートン・ロスチャイルド、アネット・メッサーによる2017年のレーベルを発表

フランスのアーティスト、アネット・メッサーは、シャトー・ムートン・ロスチャイルドの2017年ヴィンテージラベルをデザインしました。
「現実的で象徴的なアプローチで、[Messager]は牛乳とワインの2つの物質を組み合わせ、聖書がしばしば相互に結びつけ、両方の美徳を賛美する」

シャトームートンロートシルトは1945年以来、毎年ラベルデザインをアーティストに依頼をしています。
最新ヴィンテージの2017年のデザインは、フランス人アーティスト、アネット・メッサー。
作品は「ハレルヤ」と題され、牛乳とワインという2つの身近な物質のお祝いに参加し、聖書はしばしば互いに結びつき、両方の美徳を賛美しています。

かつては、ピカソやシャガールが描いたムートンのラベルは、毎年誰がデザインをするのか注目されています。

 

懸念は原料のブドウ不足 全国ワインメーカー調査

 調査は、10月21日~11月5日に全国の主なワインメーカー174社を対象に実施。アンケートの結果、業界や種々の経営課題が浮かび上がった。

国内の主要なワインメーカーの約7割(有効回答70社中48社、構成比68.5%)が、ワイン原料の醸造用ブドウ不足を最大の懸念材料に挙げた。背景には、後継者不足などで醸造用ブドウ生産に携わる農家が減っているという状況がある。近年はシャインマスカットなど付加価値の高い食用高級ブドウに移行する農家もみられ、原料事情は今後も厳しさを増す。

2018年10月から「果実酒等の製法品質表示基準」が厳格化されて、「ご当地ワイン」のブランド価値の向上が期待されています。しかし、地場原料の確保が困難で、原料価格の高騰や原料不足から”ご当地ワイン”を減産せざるを得ないメーカーもすでに出てきているとの事。
日本ワインの発展のため基準が、生産者を悩ませている原因の一つになってしまうとは…。

 

 

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つねご

・一般社団法人日本ソムリエ協会  ソムリエ ・一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会  ドイツワインケナー ・一般社団法人ホールフード協会 野菜コーディネーター ・調理師 ・実はワインよりも釣りが好き→「まいにちワイン☆ときどき釣り」 https://mainchiwine.hatenadiary.jp/

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