カブ
和名:蕪
科・属性:アブラナ科・アブラナ属
原産地:地中海沿岸
旬:3月~5月、10月~12月
栄養素:ビタミンC、ビタミンB1、B2、カリウム、βカロテン、カルシウム、食物繊維
効果:免疫力促進、消化促進、整腸作用
カブの原産地は地中海沿岸で、弥生時代に中国から日本に伝わったと言われています。
「日本書記」では栽培を奨励した記述が残っており、古くから重要な野菜である事が伺えます。
そのため、日本各地に様々な種類のカブが存在します。
主に東日本に分布する表面がツルッとした西洋型と、
西日本に分布するゴツッとした東洋型があります。
カブ豆知識
・葉と根はすぐに切り分ける
購入したら、すぐに葉と根を切れ分けましょう。
そのままにしておくと、水分がどんどんと抜けてしまいます。
・葉に栄養が多い
根よりも葉や茎に、βカロテン、カルシウムなどの栄養が多く含まれているので、
積極的に食べましょう。
ワインと相性の良いカブの食べ方
古くから日本人になじみの深いカブ。
和食で様々な料理でカブは使われています。
和食では繊細な味付けな料理が多いので、
爽やかな白ワインかスパークリングワインがおススメです。
また、カブは洋食の味付けでも良く食べられるので、
和食とは違うワインの楽しみ方ができます。
・ポトフ→白ワイン(シャルドネ)、スパークリングワイン、軽めの赤
ポトフには、酸味の少ない、コクのあるシャルドネが良く合います。
また野菜や肉類の旨味がギュっと詰まっているので、
シャンパーニュなどのアミノ酸を多く含むスパークリングワインも。
カブは旨味を吸い込むので、あっさりした白ワインでは物足りない可能性があります。
・カブのミルク煮→白ワイン(シャルドネ、ピノグリ)
ポトフと同様、コクのあるシャルドネが良く合います。
ミルクで煮込んでいるのでピノグリのような、
フルーティーでありながら、厚みのある白ワインもおススメです。
・カブの葉の炒め物→ロゼ
栄養価の高いカブの葉も、一品料理として根とは別で食べるのも悪くありません。
根の部分と違って、緑黄色野菜なので濃いめの味付けで楽しめます。
炒め物でワインと合わせるのならば、ロゼワインが丁度良いバランスになります。
・漬物→フレッシュな白ワイン、スパークリングワイン
カブと言ったら漬物。
漬物には古酒を避けて、フレッシュなソーヴィニヨンブランなどの白ワインや、スパークリングワインが良く合います。
つねご
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