ゴボウとワインの合わせ方【ワイン×野菜図鑑】 

 

ゴボウ

和名:牛蒡
科・属性:キク科・ゴボウ属
原産地:ユーラシア大陸北部
旬:4月~5月、11月~1月、6月~7月(新ゴボウ)
栄養素:食物繊維、カリウム、マグネシウム、亜鉛、銅
効果:整腸作用、大腸がん予防、糖尿病予防

平安時代に中国より薬草として日本に伝わり、食用として親しまれていますが、
日本以外で食用としている国はほとんどないそうです。
美味しくて、栄養価も高いのに、なぜ他の国では食べられないのか不思議です。
ゴボウは食物繊維が豊富なだけでなく、ミネラルも多く含まれているので、積極的に食べたい野菜ですね。

ワインと美味しい食べ方

ゴボウのポリフェノールは肉や魚の臭みを取る働きがあります。
もちろん同じポリフェノールを多く含む赤ワインと相性が悪い訳がありません。
ゴボウは、比較的しっかりと味付けをする事が多いので、しっかりとした赤ワインが良いですね。
根菜の土の香りといえば、カベルネ・フランに同じニュアンスがあります。
特に冷涼な地方のカベルネ・フランが、ゴボウの香りと、豊富なミネラルとの相性は最高です。
サッパリとした料理なら白ワインでも良いですが、やはり涼しい地方の白ワインがゴボウの美味しさを引き立てくれます。

・ゴボウのマリネ→ミュスカデ・シュールリー

バルサミコ酢と醤油で味付けをしたゴボウのマリネには、溌剌とした綺麗な酸味のあるロワールのミュスカデ・シュールリーがピッタリです。
シュールリーのワインには旨味成分のアミノ酸が多く含まれているので、和食全般相性が良いです。

・きんぴらごぼう→ロワールのカベルネ・フラン

ゴボウの美味しさが一番わかりやすいのが、きんぴらごぼう。
ゴボウ特有の香りには、やはり同じような香りのニュアンスを持つカベルネ・フランがピッタリです。

・ゴボウと豚肉の赤ワイン煮込み→ピノ・ノワール、シラー

ゴボウのを堪能するのならピノ・ノワール、お肉の味を堪能するのならシラー。
どちらか迷ってしまいそうですね。

ゴボウを使ったワインに合うレシピ

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つねご

・一般社団法人日本ソムリエ協会  ソムリエ ・一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会  ドイツワインケナー ・一般社団法人ホールフード協会 野菜コーディネーター ・調理師 ・実はワインよりも釣りが好き→「まいにちワイン☆ときどき釣り」 https://mainchiwine.hatenadiary.jp/

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