バレンタインデーに送りたいワイン【チョコレートとワインの合わせ方】

 

バレンタインデーに送りたいワイン

バレンタインデーにワインを送る…

甘い物が苦手な男性には、チョコレートの代わりにワインを送る事がここ最近多くなっています。

バレンタインデー向けに、綺麗なパッケージのワインも多く販売しているので、
どれにしようか悩んでしまします…

でもやっぱりバレンタインデーに送るワインの定番と言えば…

・シャトー・カロン・セギュール

ハートのラベルが可愛いいワインですが、
ボルドー・メドック格付け第3級の実力派シャトー。
ボルドーの伝統を守り続けた、クラッシックなボルドースタイルの赤ワインです。

18世紀、当時カロン・セギュールと共に、
五大シャトーのラフィットやラトゥールを所有していセギュール侯爵が
「われラフィットをつくりしが、わが心カロンにあり」と、
カロン・セギュールへの一途な思いをハートのレベルに込めたと言われています。

以前からバレンタインギフトとして人気の高いワインですが、
ワインとしてもポテンシャルも高く、価格の上昇傾向にあります。
気軽にプレゼント出来る金額ではありませんが、
樹齢の若い木などで作られた、セカンドワインやサードワインもあります。
ラベルのデザインは違いますが、同じくハートが描かれています。

 

・ワインの名前にチョコレート…


南イタリア・プーリア州の赤ワイン。
濃縮感あるプリミティーヴォ(ジンファンデル)にロースト香をプラスし、カカオをイメージさせる香りが特徴です。
プリミティーヴォならではの果実味、濃厚でしっかりとした飲み応えのフルボディ。
辛口の赤ワインですが、チョコレートのニュアンスを感じる事ができるワインです。
チョコレートが入っている訳では無いので、あしからず…

 

・貴腐ワインが入ったチョコレート


ドライレーズンに、ボルドー産の最高級貴腐ワイン・ソーテルヌを漬け込み、
カカオ成分が70%の純チョコレート「トロピリア」でコーティングした、
とても贅沢なチョコレートです。
小さなチョコレート粒の中には、
貴腐ワインとカカオの美味しさが詰まっています。
プレゼント用と自分用と2つは買った方が良いチョコレートですね。

 

 

チョコレートとワインの合わせ方

チョコレートを食べるとき、ワインを飲む事はあまりないかもしれません。
でも、組み合わせによってはとっても美味しく楽しめます。

共通点で組み合わせる
チョコレートに限らず、ワインと食べ物を合わせる時に、
似たもの同士をを合わせると良いとされています。

色、香り、味、舌触り、生産国、イメージなど、
何かしらの共通点を見つけて、合わせると美味しく楽しめる可能性が高くなります。
すでにチョコレートとワインには、共にポリフェノールが含まれているという大きな共通点があります。
合わない訳がありません。

 

・ビターチョコレート&渋めの赤ワイン


共通点はもちろん、渋み。
ビターなチョコレートにはカカオを強く感じます。
渋めの強い赤ワイン、特にカベルネソーヴィニヨンを使ったワインにも、カカオのニュアンスを強く感じます。
この2つを合わせると、より一層美味しく感じます。

先に紹介した、ボルドーワインはまさにこれですね。

 

・ナッツ入りチョコレート&樽の効いた白か泡


ナッツが入ったチョコレートは、香ばしさがあります。
香ばしさのあるワインと言えば、樽熟成が効いたシャルドネ、またはスパークリングワインです。
ナッツの香ばしさをより一層強く感じる事が出来ます。
スパイシーな赤ワインでも良いですね。


ローストしたナッツと同じようなニュアンスを持つ、バーボン樽で熟成した白ワイン。
ナッツの美味しさを引き出してくれるワインです。

 

・オレンジピールのチョコレート&爽やかな白・ロゼ


爽やかなオレンジの香りがするチョコレートには、
やはり柑橘系のニュアンスがあるソーヴィニヨンブランや果実味が豊富なロゼワインがよく合います。

ニュージーランドのソーヴィニヨンブランは特に柑橘系の香りが強く、ボリューム感があります。
とはいえ脂肪分が高いチョコレートには少し負けてしまう可能性があるので、
チョコレートは少しずつ食べた方が良いかもしれません。

 

・ホワイトチョコ&デザートワイン


ホワイトチョコレートは乳脂肪分が多く、甘味が強いのが特徴です。
特徴が似たワインと言えば、アイスワインなどのデザートワインです。
ホワイトチョコのミルキーな甘味を、デザートワインが優しく包んでくれます。
「甘い&甘い」の組み合わせなので、チョコもワインも少量で十分です。


透明感のある甘味がある、ドイツのアイスワインがおススメです。

デザートワインについて

食べる時のポイント

今回は代表的な組み合わせをまとめました。
これに限らず共通点があるチョコとワインがあれば、試してみて下さい。
基本的には、絶対ダメ!な組み合わせは無いと思います。

チョコレートを口に入れてすぐに冷たいワインを流し込むと、
チョコレートの脂肪分が冷えて固まっり、なめらかさが失われる可能性があります。
チョコレート口の中で溶かして、飲み込む直前くらいにワインを飲むと丁度良く感じます。

ご自分の美味しく食べられるタイミングも探してみてください。

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つねご

・一般社団法人日本ソムリエ協会  ソムリエ ・一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会  ドイツワインケナー ・一般社団法人ホールフード協会 野菜コーディネーター ・調理師 ・実はワインよりも釣りが好き→「まいにちワイン☆ときどき釣り」 https://mainchiwine.hatenadiary.jp/

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