日本でアレンジされた麻婆ナス
私達が普段食べていいる麻婆ナスは、麻婆豆腐の豆腐の代わりにナスを入れた料理だという印象が強いのですが、
四川料理の「魚香茄子」という料理を日本風にアレンジした料理だと言われています。
起源はどうあれ、中華料理の人気メニューである事は間違いありません。
麻婆ナスに合うワイン
麻婆ナスとワインは合うの?と思ってしまいますが、これが中々良いのです。
味が濃くて唐辛子と香辛料の香りが強い料理なので、
比較的ハッキリとした香味のワインを合わせる必要があります。
・ロゼワイン
麻婆ナスの甘辛の味付け、ニンニクや唐辛子には辛口のロゼワインが良く合います。
麻婆ナスかぎらず中華料理全般と相性が良いです。
特に南仏のタヴェル・ロゼは、グルナッシュという黒ブドウの比率が高く、ロゼにしては赤色が濃くで、飲みごたえもあります。
1300年頃からその評判はすでに高く、フランス国王や法王たちの食卓を飾ったと言われています。
バルザックや、「美味礼讃」の著者で美食家としても有名なブリア・サヴァランからも称賛されたタヴェルは、フランスを代表するロゼワインの一つです。
・シラー
麻婆ナスのコクのある味付けやスパイシーさを引き出すのならば、
同じくスパイシーなシラーを使った赤ワインが良いでしょう。
オーストラリアのシラーズなら、高いアルコール度数から来る飲み応えとスパイシーな香りが、
麻婆ナスのコクとスパイシーさにピッタリです。
一ランク上のダブルバレル シラーズ。
しっかりとしたオーク樽の香りのフルボディタイプの赤ワインです。
ビールとの組み合わせが最高ですが、たまにはワインで楽しんでみると、
きっといつもと違いう麻婆ナスの美味しさを発見できるのでは無いでしょうか。
つねご
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