家庭菜園を始めようと思ったとき、まず問題になるのは場所の問題です。庭付き一戸建てや近所にレンタル菜園などがあれば良いですが、都市部に住んでいるとなかなかクリアが難しい問題です。畑を作る場所や大きなプランターが置ける場所がなくて、家庭菜園を諦めている方も少なくないでしょう。
部屋の中でも栽培できるミニ野菜
そんな方におすすめしたいのが、部屋の中でも栽培できるミニ野菜です。ベランダはもちろんのこと、窓辺など部屋のちょっとした空きスペースを利用して栽培できる野菜ばかりです。インテリアグリーンとしても楽しむことができます。
・ラディッシュ
別名を「二十日大根」と言い、その名の通り成長が早いことが特徴の野菜です。普通の大根同様、消化を助ける効果で知られる酵素ジアスターゼやビタミンCを豊富に含みます。真っ赤でコロコロとした見た目は料理に彩りを添えます。20cm程度のプランターで10個は収穫できます。種まきの機会は年に2回、春と秋。1ヶ月ほどで収穫できます。
・小かぶ
かぶの中でも、直径5~6cm程度で収穫する品種を「小かぶ」と言います。すじっぽくはなく、生でもなめらかな口当たりが楽しめます。根の部分の消化酵素アミラーゼやビタミンCなどがよく知られるところですが、葉の部分も栄養豊富でβカロチン・カルシウム・カリウムなどが豊富に含まれています。味噌汁に入れたり炒めものにしたり、さまざまな調理法があります。種まきの季節は春と秋の年2回、2ヶ月ほどで収穫できます。
・ミニちんげんさい
中華料理の炒めものなどでおなじみのちんげんさい。シャキシャキとした肉厚の軸が特徴です。通常のちんげんさいは20cm以上の大きさに成長しますが、ミニちんげんさいは成長しても約10cm程度という小さな品種です。βカロチン・ビタミン類など、通常のちんげんさいと栄養素は変わらず、1ヶ月ほどで収穫可能です。サイズが小さいので、調理での使い勝手の良さもポイント高いです。種まきは3月から11月の間。1ヶ月ほどで収穫可能です。
・ベビーキャロット
「ミニにんじん」と呼ばれることの多い、小さなにんじんです。普通のにんじんのように成長するものの他、ラディッシュのようにころころ丸くなる品種もあります。通常のにんじんは生育に時間がかかり収穫までに約5ヶ月必要ですが、ベビーキャロットは2、3ヶ月で収穫できます。根の部分でなく葉もビタミン・カルシウム・カリウム豊富で魅力的です。種まきは春と夏の年2回です。
つねご
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