相性が良さそうだけど要注意
穀物酢、黒酢、りんご酢、バルサミコ酢…世界中に様々なお酢があります。
サラダやマリネにもよく使われているので、お酢とワインの相性は良さそうに感じます。
実際に、何げなく、マリネと白ワインを合わせていたりしますよね。
しかし、合わせ方によっては、ワインの良さも料理の良さも潰してしまう可能性があります。
そもそもお酢は、アルコールと酢酸菌によって作られています。
ようするに「お酒を発酵」させているのです。
よってワインの中に酢酸を強く感じると、ワインが腐食しているように感じてしまう可能性があるのです。
じゃあ、サラダとかマリネはどうしてるの?となりますね。
すべてではありませんが、ワインと合わせる場合は穀物酢などを使わずに、果実酢、もしくはレモン果汁などを使います。
酢酸が強くないので、ワインにその影響が及びにくいからです。
またお酢を使った料理とワインを合わせる場合、もう一つポイントがあります。
それはまた、後で…
おいCベリーの美味しい酢
先日、「おいCベリーの美味しい酢」を購入しました。
エキゾチックな香りの「SPICE」とイチゴ本来の甘味と香りが際立った「SWEET」の2種類がありますが、「SPICE」を選んでみました。
「おいCベリー」とはイチゴの品種の名前で、2012年に登録されたばかりの新品種だそうです。
農研機構の紹介によると、『果実は、ビタミンCが市販品種の中で最も多い「さちのか」の約1.3培、「とよのか」の約1.6倍含まれ、さらに高い抗酸化活性を有しています。また、果 実は「とよのか」より大きく、濃赤色で光沢があり、糖度が高く、食味も良好で、日持ち性も優れています。』との事で、たった7粒で1日分のビタミンCを摂ることが出来るほどだそうです。
美味しいだけではなく、ビタミンCも豊富で高い抗酸化作用が期待できるなんて、すごいイチゴです。
袋井市のメロンみたいに機能性表示食品の申請を出しても良いのでは?なんて考えてしまいます。
非常に美味しいイチゴで作られた、美味しい酢。
イチゴ酢にはダイエット効果もあるらしく、テレビなどでも紹介されて、今ひそかにブームになりつつあるとか…
白い器に入れてみると…良い色です。
ワインだったら熟成を始めた上質なピノ・ノワールみたい…
そのまま舐めてみると、酸味も甘味も優しく、ピリッとスパイシーな香りがします。
そして何よりも、華やかなイチゴの香りが口いっぱいに広がります。
生のイチゴを食べても、こんなにイチゴの香りを感じたことはありません。
上質なイチゴをお酢にすることによって、よりイチゴの良さを引き出せるのかもしれません。
ちょっと元気がない時、疲れた時に炭酸水で割って飲むと、心も体も元気になりそうです。
インターネットでも販売しているので、試してみてください。
モッツアレラサラダにかけてみる
※しずおかLED菜園のエディブルフラワーで華やかなサラダになりました
このお酢を開発された方からは、「SPICE」はウオッカやラムで割ると良いと言われました。
確かに、ラムは最高でしょうね…
でも、まぁ一応ワインをテーマにしてるので、ワインで合わせてみましょう。
そこで、お酢をつかった料理とワインを合わせるときの、もう一つのポイントです。
それは、タンパク質や脂肪分の多い食材と合わせる事です。
ワインとお酢の間にタンパク質や脂肪分のある食材を挟むことによって、酢酸影響が少なくなります。
むしろ、ワインもお酢もそれぞれ脂肪分との相性は良いので、非常に良い組み合わせになるのです。
モッツアレラとイチゴ酢を合わせる事によって酸味が柔らかくなり、モッツアレラの味も際立ちます。
そこへ、少し甘めのロゼのシャンパーニュ、もしくはドイツのリースリングが登場すれば…最高な組み合わせになります。
組み合わせの例として
リンゴ酢→サーモン→白ワイン
バルサミコ酢→肉→赤ワイン
確かに良さそう…と思いませんか?
是非、色々ためしてみてください!
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つねご
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