これぞ赤ワイン!強い渋みと力強さのカベルネ・ソーヴィニヨン

世界で最もポピュラーなブドウ品種

世界で広く栽培されている赤ワイン用のブドウ品種・カベルネ・ソーヴィニヨン。
ワインに興味が無い人でも、一度はこのブドウ品種の名前を聞いたことはあるでしょう。
ワイン好きな女優さんで「私の血液はカベルネ・ソーヴィニヨン」と言う言葉は有名です。

カベルネ・ソーヴィニヨンのおもな産地と品種の特徴

カベルネ・ソーヴィニヨンは、17世紀にフランスでカベルネ・フランソーヴィニヨン・ブランとで自然交配して生まれた赤ワイン用のブドウ品種です。
フランスのボルドー地方のメドック、グラーヴの主要品種ですが、今や世界各地で栽培され、イタリア(トスカーナ)、アメリカ(ナパ・バレー)、南アフリカ、オーストラリア、チリ、アルゼンチン、そして日本などで、様々な特徴や味わいが楽しめるワインが生産されています。

高級赤ワインを生み出すワイン用ブドウ品種として、カベルネ・ソーヴィニヨンと肩を並べる存在の「ピノ・ノワール」が、なかなか風土(テロワール)に馴染まない気難しさがあるのに対して、カベルネ・ソーヴィニヨンは栽培しやすく、さらにはそれぞれの風土(テロワール)や気候などに順応して、様々な味わいを生み出すという特徴を持っています。

味と香り、色の特徴

カベルネ・ソーヴィニヨンは果皮が厚くて、種子にタンニンを多く含み、引き締まった果実のブドウ品種です。
タンニンが強く、長期熟成向きの濃い色調の赤ワインを生み出します。
主な香りの特徴として、黒スグリやカシスなどの濃いベリーのような香りを中心に、コショウやシナモンのようなスパイシーな香り、そして杉や野菜などの植物の香りがします。

基本的な特徴としては、赤ワインらしい色合いや渋み、重さがあり、深くて芳香のあるフルボディが似合うワインと言えますが、手頃なデイリーワインから高級なワインまで、幅広い味わいの製品が存在するのもカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴です。

ニューワールド(ヨーロッパ以外の産地)の物は、比較的カベルネ・ソーヴィニヨンのみでワインを作り、力強さと生き生きとした果実味のシンプルな赤ワインが多く、
ボルドー地方などのオールドワールドでは、メルローやカベルネ・フランとブレンドして、タンニンと酸味のバランスを取り、華やかな香りで複雑な香味の赤ワインを多く作ります。

カベルネ・ソーヴィニヨンに合う料理、おすすめの人

カベルネ・ソーヴィニヨンに合う料理は、やはり肉料理。レストランでお肉を頼むなら、カベルネ・ソーヴィニヨンを選ぶと間違いがないでしょう。
お肉とワインのマリアージュによって、ワインで飲んだときに感じる渋さや重い印象がなくなり、相互に味わいを高めあって心地よさを感じることができます。
お肉料理でも、バーベキューやステーキなどシンプルな味付けの料理にはアメリカやチリなどのニューワールドのワイン、手の込んだソースがかかったステーキや煮込んだ肉などにはボルドーなどのオールドワールドのワインが良く合います。

カベルネ・ソーヴィニヨンは、万人におすすめできると言えますが、初心者の方はアメリカやチリなどのシンプルな味わいのワインから始めた方がその特徴を感じやすいと思います。
その後、ブレンドされて複雑なボルドーワインを飲んでみると、その違いが良くわかるようになります。
樽の香り、口当たりの柔らかさ、余韻の長さなどの違いが「価格の違い」と理解ができるでしょう。

ボルドーワインだけが高品質なワインと言う訳ではありません。
カルトワインと言われるアメリカのワインや、スーパートスカーナと言われるイタリアのワイン
などカベルネ・ソーヴィニヨンを使った高級ワインが沢山あります。

普段は手頃なカベルネ・ソーヴィニヨンを飲みつつ、
特別な時には、このような高級ワインを飲んでみてはどうでしょう?

カベルネ・ソーヴィニヨンの大きな魅力の1つです。

一目でわかる赤ワインブドウ品種

カベルネ・ソーヴィニヨンに合う野菜料理


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