野菜にはいろいろなことわざがあります。
それだけ野菜は昔から、人の生活と密接な関係があったと言えます。
知っているようで知らない、当たり前のようだけど改めて思い知らされる…
そんな野菜のことわざ【秋野菜編】です。
ナス
・ナスの花と親の意見は千に一つも無駄がない
ナスの花には必ず実がなります。
同じように親の意見も必ず役に立ち、どちらも無駄がないという意味。
サツマイモ
・家柄より芋茎(いもがら)
家柄よりも食べられる芋茎の方が価値があるという意味。
芋茎とはサトイモやハスイモの葉柄の皮を剥き乾燥させたものです。
・粟よりうまい十三里
十三里とはサツマイモの事です。
栗(九里四里)より(9+4)で十三里という意味と、
サツマイモの産地の川越が江戸から十三里(約52㎞)だからとか。
ゴボウ
・人の牛蒡で法事する
他人のゴボウを使って、法事の料理を作る…という事から、
他人の物を利用して、自分の用事を済ませる事の意味になります。
柿
・柿が赤くなると医者が青くなる
栄養価の高い柿を食べると病気にならない…という意味。
秋の野菜はどれも栄養価が高いので柿だけとは限りませんが…。
教訓や教えだけではなく、語呂合わせなどの言葉遊び、そして少しブラックユーモアもあります。
勉強になるだけではなく、昔の人が考えている事が少しわかるような気がして面白いですね。
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つねご
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