「これだけは知っておきたいワイン」を簡単に説明【キャンティ】

「キァンティ」と聞くとイタリア料理店でよくあるワイン…
という事はなんとなくわかります。
でも、キャンティと一口に言っても、
千円代で買えるものもあれば、数万円するものまであるので、
「安ワイン」という印象もあれば、「高級ワイン」という印象もあります。

さて、それでは「キャンティ」というワインは何なのか、
簡単にご説明いたします。

イタリア・トスカーナ州の代表的なワイン

・キャンティ
生産地:イタリア・トスカーナ州
ブドウ品種:サンジョベーゼなど
特徴:濃いめの色調で、酸味・渋み・アルコール感が適度にあるミディアム~フルボディの辛口赤ワイン
合わせやすい料理:トマトを使った料理、牛肉やジビエを使った重めの料理、生ハムなど

「フィアスコ」と呼ばれる、丸い瓶に藁を編んだ容器に入っている事でも知られている、
イタリアでもっとも有名な赤ワインの一つです。

イタリアの中では古い歴史を持つキャンティは、古くからニセモノが出る程の人気ワインでした。
そこで1716年にトスカーナ大弘コジモ三世により、
キャンティとしてワインを作って良い境界線が定められました。

しかしその境界線をわずかに外れた地域でも、
キャンティを名乗るワインが後を絶たず、偽物・粗悪品は減る事はありませんでした。
その上、キャンティの地域内でも、そのブランド力によって怠ける生産者が増えて、
キャンティの質がますます低下するようになりました。

そこで、1932年にもともとのキャンティの地域で作られてワインを「キャンティ・クラシコ」
その外側で作られた物を「キャンティ」と区別をするようになり、
偽物・粗悪品とを区別するようになりました。

その後キャンティ・クラシコを名乗るためには、
ますます厳しい条件が付き、キャンティクラシコとキャンティとの差別化が明確になりました。

キャンティとキャンティ・クラシコの違い
キャンティに対してキャンティクラシコは、
限られた地域のブドウを使い、
規定のアルコール度数が高く、熟成期間も長いので、
より香りが良く、コクと深みが強くなります。
また、キャンティ・クラシコ・レゼルヴァになると、
より高い規定になる為、より味わい深くなります。

全てのキャンティ・クラシコには「黒い雄鶏」が描かれたシールが貼ってあります。
これは、中世にフィレンツェとシエナが互いの国境を決める時に行われた、
競争の話にまつわる鶏が描かれています。

キャンティとキャンティ・クラシコ…
一度、価格と味の違いを、同時に試してみてはいかがですか?


これだけは知っておきたいワイン

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One-Leaf(弟)

・一般社団法人日本ソムリエ協会  ソムリエ ・一般社団法人日本ドイツワイン協会連合会  ドイツワインケナー ・一般社団法人ホールフード協会 野菜コーディネーター ・調理師 ・実はワインよりも釣りが好き→「まいにちワイン☆ときどき釣り」 https://mainchiwine.hatenadiary.jp/
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