ニューワールド?オールドワールド?ワイン生産国の違い

 

ニューワールドとオールドワールド

ぶどう栽培の可能な地域は、 年間平均気温10~20℃の北緯30~50度、南緯20~40度。このぶどう生育地域にある約60カ国からワインが生産されています。→ワインベルトとは?
古くからワイン作りが盛んなオールドワールド(ヨーロッパ)は伝統の技術による繊細で複雑な味わい、
天候に恵まれたニューワールド(ヨーロッパ以外)はシンプルでパワフルなワインが多いようです。

香りの違い

・オールドワールド
冷涼な気候⇒
ブドウの成長速度が遅い⇒
ブドウのハンギングタイム(ぶら下がる時間)が長い⇒
ワインの香味の重要な構成要素のフェノールが十分に成熟⇒
複雑性のある香味
反面、日照や気温が足りないと、成熟度が不足。青臭い植物的なフレーバーが強まる

・ニューワールド
温暖な気候⇒
ブドウの成長速度が速すぎる⇒
フェノールが未成熟なまま収穫⇒
複雑性にかけた果実味によったシンプルな構成。リンゴ、パイナップル、熟したバナナ、ハチミツなどの香り。
クリスマス, 出現, シナモン, シナモンの棒, 果物, ドライ フルーツ

味わいの違い/渋み

・オールドワールド
果皮の色づきが浅い(酸味が出る)⇒
充分な色素(=渋みと関連)を抽出しようとすると過剰な渋みがでる⇒
長期の熟成によって和らげる⇒
長期熟成型ワイン

・ニューワールド
果実の色づきが深い(酸味が少ない)
⇒果実味が豊富
⇒若いうちから美味しく飲めるワイン

※必ずしもすべてのワインにあてはまる訳ではありません。

オールドワールドの主な国々

・フランス
ブルゴーニュ、ボルドーはそれぞれ「ワインの王」、「ワインの女王」と呼ばれる名産地。
そこに、スパークリングワインで名高いシャンパーニュを加えた三大産地は世界的に有名。
ブルゴーニュのワインは、主に単一品種のブドウでつくるのに対して、ボルドーでは数種のブドウを混ぜてワインをつくります。

ドイツ
甘口でフルーティーな白が魅力のドイツワイン。
冷涼な気候のため、すがすがしい味のあるフルーティー、フレッシュで絶妙な味わいが特徴です。
白ワインが多く、リースリング中心のワインを生産しています。
初心者向けのワインと思われがちですが、非常に奥が深く上級者向けのワインも沢山あります。

イタリア
イタリア二十州全て様々なワインが作られ、それぞれの州で特徴あるワイン作りが行われている。
土着のブドウ品種ブドウが多く、独自のワイン文化が根付いている。
生産量の1位を争っているフランスと比べると、比較的カジュアルなワインが多い。

スペイン
シェリー酒が有名ですが。大半がスティルワインで、リオハの赤ワインはボルドーワインにも匹敵する高品質です。シャンパンと同じ製法のカバは、高品質&手頃な価格で人気。

→オールドワールドの国々

ニューワールドの主な国々

アメリカ
フランス、イタリア、スペインに次ぐ世界第4位のワイン生産国。
生産量の9割がカリフォルニア州で、シャルドネ、カベルネソーヴィニヨン、ピノ・ノワールを中心に、
カジュアルなものから高級ワインまで幅広く生産されている。
伝統に囚われず、改革的なワイン造りが功を奏している。

・チリ
ボルドーワインの風味が味わえる手頃なワインとして世界中で人気になり、2015年から日本では輸入ワイン第一位になっている。
寒暖の差が大きく、ヨーロッパよりも日照時間が長いので、ハッキリした味わいの濃いワインが多く作られている。

オーストラリア
オーストラリアのワインと言えば、全体の四分の一を占めるシラーズ(シラー)の赤ワイン。
初めてスクリューキャップのワインを生産するなど、低価格のワインが多かったが、最近は高級ワインも沢山生産している。

南アフリカ
ニューワールドと言えども、350年以上のワイン造りの歴史を持ち、イギリスを始めヨーロッパでの評価が高い。
エレガントな赤ワインを作るピノタージュ、果実味が豊富な白ワインを作るシュナンブランが代表的。

・日本はニューワールド!

ニューワールドの国々

生産国を知る意味

「このワイン美味しいっ!」と思ったら、生産国を確認してみましょう。
何度かそれを繰り返すうちに、自分の好みの傾向が分かってきます。
自分はどの国のワインを美味しいと思う事が多いのか、オールドワールドとニューワールドどちらの方が相性が良いか、徐々にわかってきます。
そうすればワイン選びの精度がどんどんと高くなってきます。

生産国と同時にブドウ品種も確認すると、好みの傾向がより良くわかるようになりますよ。

他のワイン入門へ

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
友だち追加で「ワイン虎の巻」をプレゼント中!! 友だち追加
スポンサードリンク

関連記事

  1. イタリアワインを知るためにはこれを飲め!「サンジョベーゼ」

  2. ワイングラスを選んで、本物の香りと味わいを楽しもう

  3. ワイン入門まとめ

  4. きんぴらごぼうはワインにあうの?

  5. ワイン

    純国産の繊細で穏やかな味わい 日本のワイン

  6. まさに多様性!個性の集まりイタリアワイン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。